ウォーターデザイン研究会・久保田昌治のブログ

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          強電解SO水について(2)

強電解SO水は水を強く電気分解して製造する。良く知られているアルカリイオン水は弱く電気分解した陰極水である。水を電気分解するには通常直流電気でないと出来ない。強電解SO水は陽極水である。中身は薄い次亜塩素酸であり次亜塩素酸の強い酸化力で細菌を酸化分解して殺菌する。ヘルペスウイルス、エイズウイルス、インフルエンザウイルスなど各種ウイルスを極めて容易に殺菌する。

 

          強電解SO水について(3)

戦後西洋医学の大躍進を支えたものの一つは各種抗生物質の開発であつた。しかし抗生物質の多用に伴い抗生物質が効かないMRSSのような耐性菌が多発するようになってきた。この種の菌に感染すると今のところお手上げである。しかし抗生物質の耐性菌は強電解SO水で容易に殺菌できる。しかも次亜塩素酸の酸化力で菌を酸化分解し殺菌する関係上耐性菌が出て来ないという特長がある。

 

 

新型コロナウイルスによる新型肺炎対策について(1)・・・消毒SO水

2003年のSARSウイルスの時も同様だったが何よりも予防が第一である。新型のウイルスに対しは我々は免疫がないため極めて容易にウイルスに感染してしまう。したがって予防を最優先にすることが特に重要である。問題は具体的にはどうすれば良いかである。感染は主として接触感染であり、飛沫による空気感染が考えられる。その対策としては殺菌力が強くかつ安全な消毒液が望まれる。その機能を持った消毒液としては強電解酸性酸化水(消毒SO水)が最も適していると考えられる。

 

ミネラルウォーターに求められているもの(3)

我が国は戦後水道水の消毒を塩素消毒で行ってきておりすでに70年からになる。河川水にしろ地下水にしろ天然水には必ず有機物が含まれている。これに消毒目的で塩素を添加すると必ずトリハロメタンを始めとした有機塩素化合物が生成する。

この外に工業で家庭でトリクレン、パークレン。エタン、さらにDDT,BHC,PCBなどの有機塩素化合物を大量に使用して経済大国になった。問題は大量に使用し消費してきたこれらの有機塩素化合物が使用後どう処理されてきたかである。

現在ミネラルウォーターに求められているもの(2)

我が国は大戦後溶剤や洗剤としてトリクレン、パークレン、エタンなどこんな優れものはないということで大量に使用し世界第2位の経済大国になった。また不衛生によるシラミの大発生に対し殺虫剤として使用されたDDT,農業で使用されたBHC,さらに柱上トランス等に絶縁材等として使われたPCB等はいずれも有機塩素化合物である。その後これらは共に毒性が指摘され先進国では製造はもちろんのこと使用も禁止された。現在ではいずれも有機塩素化合物以外のものに変わっている。

ミネラルウォーターについて(6)現在ミネラルウォーターに求められているもの

現在ミネラルウォーターに求められているもの それは言うまでもなく安全性である。我々はミネラルウォーターは安全であると頭から信じている面がある。しかしはたして

そうだろうか? 特に新しいミネラルウォーター分類での殺菌・除菌なしのものが気になる。

ミネラルウォーターについて(5)

それにしても水道水のpH基準の5.8~8.6は細か過ぎると思う。この範囲を超えるとそく人体に悪影響が出てくるような印象を与える。しかしそんなことは先ずないと推測される。このことから水道水のpH基準は健康上の視点から出てきているとは考えにくい。

一説によると水道水のpH基準は北は北海道から南は九州(沖縄?)までの各浄水場からpHデータを出してもらいpH5.8~8.6ならほとんどの浄水場が入るということで決めたものだという。そうでないとこのような小数点以下の数値は先ず出て来ないと思う。

 

ミネラルウォーターについて(4)

 このように水道水ではpHは5.8~8.6と明確な基準があるが水道水以外のいわゆる飲用水では明確なpHの基準や規制がない。水道水の水質基準は大量にかつ長期にわたって飲用しても健康上問題が生じないという前提で決められていると考えられる。余談になるが水道水の水質基準がベースになり水質環境基準や工場などの排水基準が決められている。