ウォーターデザイン研究会・久保田昌治のブログ

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強電解高純度次亜塩素酸水(SO水)の安全性について(3)

 

最近次亜塩素酸水の安全性についていろいろと言われている。現在の除菌・消毒剤の主流は言うまでもなくアルコールであり次亜塩素酸ナトリウム水溶液である。しかしこれらは共に噴霧したり、うがいに使用するということは不可能である。これに対し次亜塩素散水は噴霧もうがいも可能である。これに対し危険だ、使用しない方が良いということが言われて次亜塩素散水の除菌・消毒剤としての動きが大きく低下してきている。

もともとウイルスはじめ細菌類を殺傷し無害化するもので同じ生き物である人間・人体に対し無害なものは無い筈である。重要なのは除菌・消毒剤の濃度であり接触時間でありこれに対する人間が持つ免疫力の問題である。したがって除菌・消毒剤の濃度は薄い方が良いのである。また我々が持つ免疫力との競争である以上必ずしもウイルスや細菌類を0にする必要もないのである。ウイルスや細菌の数を100分の1とか1000分の1に減らすだけでも免疫力との競走を考えたら大変有用なことなのである。