ウォーターデザイン研究会・久保田昌治のブログ

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我が国で全水道水が塩素消毒を義務付けられた

我が国の全水道水が塩素消毒になったのは大戦後進駐軍が進駐してからである。時のGHQが日本人は消毒しない水道水を飲んでいるということで塩素消毒を義務付けた。

それが現在まで続いて来ている。塩素物イオンは自然界に存在したが消毒に使う塩素は自然界にはない人工品である。塩素は工業的には20世紀に入り食塩の電気分解でカセイソーダを製造する時副産物として生成する。これに対しオゾンはシアノバクテリアにより地球上で酸素が生成されその濃度が高まるに伴い雷その他の作用で生成した。このように地球上における塩素とオゾンはその成因も歴史も大きく異なる。水道水のオゾン消毒はヨーロッパですでに120年からの歴史がある。