ウォーターデザイン研究会・久保田昌治のブログ

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我が国のがん患者数を減らす大きな一つの方法

今処理・処分に苦慮しているPCB(ポリ塩化ビフェニル)もDDTBHCと同系統の有機塩素化合物である。PCBというと自分にはあまり関係なさそうに感じられるが各家庭に送られている電気の送電柱上のトランスに多用されてきた。

PCBは化学的に安定で水に溶け難く、沸点が高く、熱で分解し難く不燃性、電気絶縁性が高く絶縁油・熱媒体・可塑剤・潤滑油などに広く使われてきた。しかし体内への蓄積と共に毒性が指摘されその使用はもちろんのこと製造も禁止になり今日に至っている。

このように大戦後多用されてきた有機塩素化合物系のものはことごとくその後使用禁止・製造禁止になっている。それにも関わらず水道水の消毒に塩素消毒が義務付けられている。

水道水の塩素消毒により生成するトリハロメタン等の有機塩素化合物は微量でも毒性が強く、かつ発がん性のものが多く発がん性が指摘されて久しい。それにも関わらずである。

したがって自衛手段は我が国の水道水は浄水器を通して使用するのが常識の時代であると言わざるを得ないのである。そうすることにより増え続けている我が国のがん患者数の減少に少なからず役立つと考える。